こんにちは。家電ワールド、運営者の「K」です。
結論からお伝えすると、日本製のロボット掃除機で水拭き兼用のモデルは現時点ではほぼ存在しません。パナソニックのルーロも、日立のminimaruも、どちらも吸引のみの機種です。
水拭き対応の日本製を探している方にとっては残念なお知らせになりますが、この記事ではその理由と、セキュリティ面で安心して使えるiRobotなど日本製以外の代替機もあわせてご紹介します。(そもそも水拭き機能が必要かどうかから検討したい方も参考にしてください。)
中国製への不安をお持ちの方に向けて、アフターサポートや修理体制の観点からロボット掃除機の選び方も整理しましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 日本製ロボット掃除機に水拭き兼用がない理由
- パナソニック ルーロ・日立 minimaruの実態
- 中国製以外で水拭き兼用が選べる代替機の選択肢
- 中国製を安全に使うためのセキュリティ対策
日本製ロボット掃除機に水拭き兼用はあるか
「日本製で水拭きもできるロボット掃除機を買いたい」という方に、まず現状をはっきりお伝えします。
このセクションでは、なぜ国産メーカーが水拭き兼用に参入していないのか、そして代替機としてどんな選択肢があるかを整理しています。
国産で水拭き兼用はほぼ存在しない理由

日本製ロボット掃除機の代表格といえば、パナソニックの「ルーロ(RULO)」と日立の「minimaru(ミニマル)」です。
しかし、いずれも吸引専用モデルであり、水拭きと吸引を1台で行う兼用タイプは現在のラインナップに存在しません。
なぜかというと、水拭き兼用市場は現在Dreame・Roborock・ECOVACS・Ankerといった中国系メーカーが席巻しており、日本メーカーはこのカテゴリに実質的に参入していないからです。
パナソニックは「ローラン」という床拭き専用ロボットを展開していますが、これは吸引機能を持たないため、吸引+水拭きを1台でこなすタイプとは別物です。
日本メーカーが水拭き兼用に慎重な理由の一つとして、「吸引の品質を最優先した製品コンセプト」という戦略的な判断が背景にあると考えられます。
「日本製=水拭き対応もある」と思って検索している方は多いのですが、現状では残念ながら該当機種はほぼないのが実情です。
パナソニック ルーロは水拭きできない

パナソニックのルーロシリーズは、三角形の独特なフォルムと360度レーザーセンサーによる精密なマッピングが特徴のロボット掃除機です。
ルーロの全モデルは吸引のみであり、水拭き機能は搭載されていません。
価格.comのレビュー(22件・評価3.28/5.0)を見ると、デザインや障害物検知への肯定的な意見がある一方で、「1ヶ月でセンサー故障」「1年で3回修理が必要」という耐久性に関するネガティブな声も複数寄せられています。
価格帯はパナソニックRULO miniで約42,900円(目安)と、エントリークラスの中国製水拭き兼用モデルに近い価格帯です。
「日本製メーカーのアフターサービスを使いたい」「パナソニックブランドに安心感がある」という方には選択肢になりますが、水拭き機能を期待して購入する機種ではありません。
日立 minimaruも水拭き非対応

日立のminimaruは、直径約25cmという非常にコンパクトなサイズが特徴です。
「椅子の下や狭い隙間に入ってくれる」「狭い日本の家屋に合わせて作られている」という口コミが多く、狭い部屋や家具の多い住環境に向いています。
ただし、こちらも吸引のみの機種であり、水拭きには対応していません。
吸引力については「どこからそんなに取ってくるの?」と驚く利用者の声もある一方、「ブラシに髪の毛が絡まりやすい」というメンテナンス面の課題も報告されています。
価格は日立minimaruで約59,800円(目安)と、中国製の上位機種と価格帯が重なる部分もあります。
ルーロもminimaruも、水拭き対応かどうかはメーカー公式サイトで必ず最新情報を確認してください。製品ラインナップは変更になる場合があります。
中国製が不安なら選べる国産以外の代替機
「中国製は使いたくないが、日本製に水拭き兼用がないなら、どうすれば…」という方に向けて、現実的な代替案をお伝えします。
現在注目される選択肢の一つが、iRobot(アイロボット)です。ルンバを展開するアメリカのブランドで、「Roomba Combo」シリーズが吸引と水拭きを1台で行える兼用タイプとして存在します。
また、台湾系企業のNarwalも、高い水拭き性能とモップの自動洗浄・乾燥機能を持つモデルを展開しており、「中国製以外」という観点で選ばれるケースがあります。
ただしiRobotについては、経営環境の変化が報じられた時期もあり、今後のサポート体制については公式情報を確認することをおすすめします。
iRobotなど日本製以外の水拭き兼用おすすめ
「どうしても中国製以外で水拭き兼用が欲しい」という場合、現実的な選択肢をまとめると以下のようになります。
- iRobot Roomba Combo シリーズ(アメリカ製):吸引+水拭き兼用。日本国内でも正規代理店経由で購入可能
- Narwal(ナーワル)(台湾系):モップ自動洗浄・乾燥機能が充実。中国製品との差別化を図るブランド
一方で、価格帯としては中国製の高機能モデル(Dreame L40 Ultra AE: 約9.4万円、ANKER Eufy X10 Pro Omni: 約4.8万円)も、機能面では引けを取りません。
「中国製でも安心して使う方法がわかれば、機能の良いものを選びたい」という方は、次のセクションを参考にしてください。
中国製ロボット掃除機のセキュリティ対策
「中国製のスマート家電はWi-Fiを通じてデータを収集しているかもしれない」という不安は、知恵袋などでも多く見られる声です。
実際、Yahoo!知恵袋の相談スレでも「国産か中国製以外で選びたい」という相談者からの投稿が複数確認できます。
この不安を軽減するための現実的な対策として、以下の方法が挙げられます。
- インターネット非接続・ローカル運用:ルーターでロボット掃除機のWi-Fi通信を制限し、アプリ連携なしで使う方法
- 専用のゲストネットワークに接続:メインのネットワークとは切り離した環境で使用する
- スマートフォンアプリの権限を最小限に設定:位置情報・連絡先などの不要なアクセス権限をオフにする
こうした設定をとることで、中国製でもリスクをある程度抑えながら使うことは可能です。
ただし、ネットワーク設定については各家庭の環境によって異なります。不安な場合はIT・ネットワーク専門家への相談も選択肢に入れてください。
日本製の水拭き兼用ロボット掃除機の選び方
このセクションでは、日本製を選ぶ場合・選ばない場合それぞれの視点から、ロボット掃除機選びのポイントを整理します。
価格・アフターサポート・機能面を比較しながら、自分に合った選択ができるよう参考にしてください。
日本製を選ぶメリットとデメリット
日本製ロボット掃除機を選ぶ最大のメリットは、国内でのアフターサービスと修理対応が充実している点です。
パナソニックや日立は国内に修理窓口を持ち、故障時の対応がスムーズに行えます。また、操作方法や設定に関するサポートも日本語対応です。
さらに、日立minimaruのような小型・薄型モデルは、日本の狭い住環境や家具の多い部屋に合わせて設計されており、使い勝手の面で有利なこともあります。
一方でデメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 水拭き兼用モデルがない:吸引専用に限られるため、床拭き機能を求めると別途購入が必要
- 価格が割高になりやすい:同等の吸引性能の中国製と比べて2万円程度高くなることもある
- 機能の多様性が少ない:自動洗浄・乾燥ステーションや高度なマッピング機能は中国製の上位機種が充実している
日本製を選ぶなら「吸引に特化した性能」「国内サポート体制」「省スペース設計」を重視している方に向いています。
アフターサポートと国内修理体制の比較
ロボット掃除機は購入後も長く使う家電です。故障時の対応のしやすさは、選ぶ上で重要な判断軸になります。
日本製(パナソニック・日立)は、国内サービスセンターや正規修理窓口が整っており、電話やWebでのサポート対応も日本語で受けられます。
一方で中国系メーカー(Dreame・Roborock・EcoVacs等)は、日本法人を設置しているメーカーと、並行輸入品でサポートが受けにくいケースが混在しています。
購入前に「日本法人があるか」「日本語での修理受付があるか」を確認しておくことをおすすめします。
iRobotについては日本でも長く展開してきたブランドですが、経営状況の変化もあるため、購入前に最新のサポート情報を公式サイトで確認してください。
自動洗浄・乾燥とカーペット対応の選び方
水拭き兼用ロボット掃除機を選ぶ上で、押さえておきたい機能ポイントが2つあります。
自動洗浄・乾燥ステーション機能
水拭き兼用モデルの上位機種には、使用後にモップを自動で洗浄・乾燥するステーションが付属しているものがあります。
手動でのお手入れが不要になるため、ズボラな方や忙しい方にとって大きなメリットです。ただし本体サイズが大きくなる傾向があります。
カーペット対応(自動リフトアップ機能)
水拭きしながら走行するロボット掃除機がカーペットに乗り上げると、カーペットが濡れてしまう問題があります。
これを防ぐために、カーペットを検知するとモップを自動で持ち上げる「リフトアップ機能」を搭載した機種があります。
フローリングとカーペットが混在する部屋で使うなら、カーペットと水拭き兼用ロボット掃除機の相性を詳しく確認し、リフトアップ機能の有無は必ず確認しましょう。
価格帯別おすすめと日本製の費用比較
ロボット掃除機の価格帯はおおよそ以下の3段階に分かれます(目安)。
| 価格帯 | 主な機種の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2〜3万円台(エントリー) | 中国系エントリー機 | 基本的な吸引+水拭き機能。マッピング精度は低め |
| 4〜6万円台(中級) | パナソニックRULO mini(約4.3万円)、日立minimaru(約5.9万円)、ANKER Eufy X10 Pro Omni(約4.8万円) | 日本製はこの帯域。中国製の水拭き兼用上位機と価格帯が重なる |
| 8万円〜(上位) | Dreame L40 Ultra AE(約9.4万円)など | 自動洗浄・乾燥、高精度マッピング、障害物回避など最上位機能 |
日本製の4〜6万円台に対し、同じ価格帯の中国製(ANKER Eufy X10 Pro Omni等)では水拭き兼用機能がついています。
「同じ予算なら何を優先するか」を明確にすることが、後悔しない選択につながります。
水拭き兼用の日本製ロボット掃除機まとめ
ここまでの内容を整理します。
- 日本製(国産)のロボット掃除機で水拭き兼用モデルは現時点でほぼ存在しない
- パナソニック ルーロ・日立 minimaruはいずれも吸引専用
- 水拭き兼用を求めるなら、iRobotなど中国製以外の選択肢か、中国製の安全対策とあわせて検討するのが現実的
- 日本製を選ぶ最大の理由は「国内アフターサポート」と「省スペース設計」にある
日本製のロボット掃除機に水拭き兼用を求めている方にとっては、今のところ「期待に応える選択肢がない」というのが正直なところです。
ただ、中国製への不安を適切な設定でカバーしながら使う方法もありますし、iRobotのような非中国系メーカーの選択肢もあります。
ご自身の使い方・重視するポイントに合った一台を選ぶ参考になれば幸いです。最新のスペック・価格はメーカー公式サイトや販売店で必ずご確認ください。


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