こんにちは。家電ワールド、運営者の「K」です。
エコバックスは人気のロボット掃除機ですがネットの口コミでエコバックスは故障が多いという意見も目立ちます。
特に水が出ないトラブルや、苦労して設定したマップが消えるといった不具合は、購入をためらう大きな要因になりがちです。
せっかく買ったのに充電できない状態になったり、聞き慣れない異音が発生したりするのは避けたいところですよね。
今回は、私が調べたエコバックスのトラブルの実態や、後悔しないためのチェックポイントを分かりやすくまとめてみました。
- エコバックス製品で報告されている故障や不具合の具体的な傾向
- マップ消失や給水トラブルが起きたときの自力でできる対処法
- ライバル機種であるロボロックやルンバとの信頼性の違い
- 購入前に知っておきたいサポート体制と延長保証の重要性
エコバックスは故障が多い?構造的欠陥と実態を解説

エコバックスの製品は、他社を圧倒するスペックをいち早く市場に投入するスピード感が大きな魅力です。
しかし、その「攻めの開発姿勢」ゆえに、安定性や耐久性のテストが十分でないままリリースされているのでは、という懸念があるのも事実ですね。
ここでは、ユーザーが直面しやすい不具合の「正体」について、技術的な視点も含めて深掘りしていきます。
エコバックスのマップが消えるトラブルの対処法

エコバックスのユーザーを一番悩ませているのが、この「マップ消失」やマップが歪んでしまう現象かもしれません。
エコバックスは「TrueMapping」という、車載自動運転にも使われるdToF(Direct Time of Flight)センサーを採用しています。
このセンサー、本来は非常に精度が高いのですが、実運用においては環境の変化に対してちょっと過敏に反応しすぎるところがあるみたいです。
例えば、掃除中にドアの開閉状態が変わったり、家具を少し動かしたりするだけで、ロボットが「ここはどこ?」と迷子になってしまうことがあります。
多くのロボット掃除機は、部屋の一部が変わっても「既存のマップの微修正」で対応しますが、エコバックスのアルゴリズムは「未知の環境」と判断してマップを上書きしようとする傾向が強いんですね。
マップ破損(Map Corruption)を防ぐ設置の鉄則
もう一つの大きな原因は、充電ドック(ステーション)の位置への依存度です。
エコバックスの機体はドックを「宇宙の中心」のように基準として考えているため、ドックが数センチずれたり、掃除中にロボットを人間が持ち上げて移動させたりすると、座標軸が狂ってしまいます。
その結果、マップ全体が斜めに書き換えられたり、既存の部屋の上に別の部屋が重なるような「マップ破損」が起きてしまうわけです。
マップが消えたり歪んだりしたときは、一度ロボットを充電ドックに戻して、アプリから「マップの復元」を試してみてください。
また、対策として「ドックを両面テープで床に固定する」「鏡やガラス戸の下部に、レーザーを反射させないための目隠しを貼る」といった工夫も効果的ですよ。
私が見たユーザー報告の中には、マッピングをやり直すのが面倒で、結局「手動モード」でしか使わなくなったという悲しいケースもありました。
このあたりの挙動は、将来的なアップデートでもっと柔軟になってほしいところですね。
水が出ない不具合を解消する清掃のコツ

全自動クリーニングステーションを使っているのに、「水拭きモップが濡れない」という声もよく耳にします。
この問題の多くは、実は機械の故障というよりも、物理的な「空気の混入(エアロック)」や「密閉不足」が原因であることが多いんです。
特にOMNIステーションのような複雑なモデルでは、タンクから水を吸い上げる際に真空圧を利用しています。
汚水タンクのフタにあるゴムパッキン(Oリング)がわずかにズレていたり、汚れが付着していたりすると、そこから空気が漏れてしまい、うまく水が循環しなくなります。
「洗浄シンクが満杯」エラーの意外な解決策
また、「洗浄シンクが満杯です」というエラーが頻発するのも、エコバックス特有の悩みかもしれません。
実際にはシンクに水が溜まっていないのにこのエラーが出る場合、汚水タンクがしっかり密閉されておらず、水を吸い上げる「負圧」が発生していないことが疑われます。
ユーザーの間では、タンクを上からグッと押し付けて密閉を助けることで解決した、という報告も多いですね。
モップが濡れないときは、給水タンクの底にあるノズル付近を指で軽く押して空気を抜くか、モップパッド自体を一度お湯で手洗いして柔らかくしてみてください。
パッドが乾燥してカチカチに硬くなると、ノズルから出た水を弾いてしまい、床にポタポタと水滴が落ちるだけで拭き掃除にならないことがあります。
全自動を謳っている製品で、こういった「人間による微調整」が必要になるのは少し皮肉な気もしますが、コツを掴めば快適に使えるようになりますよ。
ただし、どうしても改善しない場合は、内部配管のカルキ詰まりやポンプ自体の不具合も考えられるので、無理せずサポートに相談しましょう。
充電できない時のバッテリーと端子の確認
「ドックに戻っているのに充電できない」というトラブルも、エコバックスの掲示板などで頻繁に相談されているトピックです。
まず疑うべきは、本体とドックの接触不良です。ロボット掃除機は常に床のホコリを巻き上げているため、充電用の金属端子に薄いゴミの膜や油分が付着しやすいんですね。
これが通電を邪魔して、アプリ上では「充電中」に見えても実際には全く電力が蓄えられていない、といったことが起こります。
まずは乾いた布や、接点復活剤を少し含ませた綿棒などで、本体とステーション両方の端子を磨いてみてください。
バッテリーの寿命とサイクル回数
掃除機に使われているリチウムイオン電池は、どうしても消耗品としての側面があります。
週に数回フル稼働させている場合、2〜3年もすればバッテリーの最大容量は確実に減ってきます。
もし「充電は完了するのに、掃除を始めて10分ですぐにドックに帰ってしまう」という症状が出たら、それはバッテリーの寿命(サイクル回数の限界)と考えて間違いありません。
エコバックス純正の交換用バッテリーは公式サイトなどで購入可能ですが、自分での交換作業が不安な場合は、メーカーでの点検・交換サービスを利用するのが安心かなと思います。
端子を拭いても全く反応がない場合、ステーション内部の基板故障や、アダプターの断線も考えられます。
特に電源コードをペットが噛んでしまっていたり、ステーション周りの配線が窮屈で断線しかけていたりしないか、一度チェックしてみてくださいね。
異音が発生した際に疑うべき駆動部の摩耗
掃除中に「ガタガタ」「キーキー」という変な音がし始めたら、まずは駆動部分に異物が絡まっていないか徹底的に確認しましょう。
エコバックスのメインブラシは吸引力を高めるために床と密着する設計になっていますが、ここに硬いヘアピンや小石が挟まると、ものすごい異音を発することがあります。
また、サイドブラシの根元に長い髪の毛が巻き付いて、モーターに負荷がかかって唸り声を上げているケースもよく見られますね。
内部ファンの故障と異音の種類
もし異物が何も見当たらないのに、吸引を開始した瞬間に「ヒューン」という高い音や「ガラガラ」という音がする場合、内部の吸引ファンの故障が疑われます。
エコバックスの一部モデルでは、吸引力を極限まで高めている反面、ファンの回転数が非常に高く、軸ブレが起きやすいという指摘もあります。
また、タイヤ(駆動輪)のギアボックスが摩耗して、走行中だけ音が変わるというパターンもありますね。
「キュルキュル」という高い音は、前輪のキャスター部分に砂が入り込んでいるだけのことも多いです。
キャスターユニットを一度引き抜いて(少し力がいりますが抜けます)、中を清掃するだけで異音がピタッと止まることがありますよ。
こうした機械的な異音は、放置すると他の部品にも負担がかかって致命的な故障につながりかねません。おかしいなと思ったら、すぐに動作を止めて各部を点検する癖をつけたいところです。
エコバックスの寿命を延ばす正しいお手入れ

ロボット掃除機の寿命は一般的に3年から5年程度と言われていますが、エコバックスを長く使うには「センサー掃除」が欠かせません。
特に最新のDEEBOTシリーズは、カメラやレーザーセンサー、超音波センサーなど、まさにセンサーの塊です。
これらがホコリで曇っていると、ロボットは自分の位置や障害物との距離を正しく測れなくなり、壁に何度も激突したり、迷子になって力尽きたりします。
こうした「物理的なダメージ」の積み重ねが、結果的に内部基板の故障を招いてしまうんですね。
全自動ステーションの「見えない汚れ」に注意
近年の「全部入り」モデルは、ステーション側のメンテナンスが寿命を大きく左右します。
モップを洗浄したあとの排水路にはどうしてもゴミや髪の毛が溜まりやすく、これを放置するとカビの繁殖やヌメリによる詰まりが発生します。
配管が詰まって水漏れを起こし、ステーション内部の電子回路をショートさせてしまうのが一番怖いパターンです。
寿命を延ばすお手入れのルーティン:
- 週に一度:センサー類とカメラのレンズを乾拭きする
- 月に一度:ダストボックスのフィルターを水洗い(しっかり乾燥させる)
- 月に一度:ステーションの洗浄シンクをブラシで掃除する
少し手間に感じるかもしれませんが、こうした小さなケアが、数万円の修理代を回避することに繋がります。
特に「水拭き機能」を毎日使う方は、ステーションの衛生状態に気をつけてあげてくださいね。
修理代金の目安と保証を適用させるポイント
もし本当に壊れてしまった場合、気になるのが修理代金ですよね。保証期間内であれば、基本的には無償で修理してもらえます。
しかし、エコバックスの保証規定は意外と細かく決まっていて、「ユーザーの不適切な使用」と見なされると実費負担になることがあります。
例えば、市販の泡立つ洗剤を給水タンクに入れて故障させた場合や、お風呂場の水を吸い込ませてしまった場合などは、高確率で保証対象外(有償修理)になります。
有償修理になったらいくらかかる?
有償修理になった場合の目安としては、軽微なパーツ交換で1.5万円〜2万円、メイン基板や吸引モーターの交換になると3万円〜5万円ほどかかることも珍しくありません。
最新のフラッグシップモデルならまだしも、型落ちのモデルだと「新品に買い替えたほうがいいかも…」と悩む絶妙な金額ですよね。
修理を依頼する際は、不具合が起きている様子をスマホで動画に撮っておきましょう。
「たまにしか起きないエラー」だと、修理センターで再現せずにそのまま返却されてしまうこともあるため、証拠映像があるだけで対応がスムーズになります。
また、修理期間中は掃除機がない生活に戻ることになるため、代替機の貸出があるかどうかなども事前に確認しておくと安心です。
正確な保証内容や修理フローについては、必ず(出典:ECOVACS(エコバックス)公式サイト「サポート・保証規定」)を確認し、納得した上で手続きを進めてくださいね。
エコバックスの故障が多い噂をロボロックやルンバと比較
エコバックスと比較されることが多いのが、同じ中国メーカーの「ロボロック(Roborock)」です。
どちらも世界トップクラスのシェアを誇りますが、その「設計思想」を知ると、故障の多さに関する噂の理由が見えてきます。
スペック表だけでは見えない、実用面での違いを詳しく見ていきましょう。
ロボロックと比較して分かるナビの安定性

私の調べた範囲では、ソフトウェアの安定性についてはロボロックに軍配が上がるケースが多いようです。
エコバックスが「業界初」の機能をどんどん盛り込むチャレンジャーだとすれば、ロボロックは「既存の技術を徹底的にブラッシュアップしてバグを潰す」というイメージです。
例えば、エコバックスの24ヶ月以内の故障率が約6.4%と推計されているのに対し、ロボロックは約4.4%というデータもあり、この「2%の差」がユーザーの満足度に大きく影響しています。
「攻め」のエコバックスと「守り」のロボロック
ナビゲーション能力についても、エコバックスは果敢にマップを更新しようとして「自滅(マップ崩れ)」することがありますが、ロボロックは一度作ったマップを維持する能力が非常に高いです。
アプリの使い勝手も、ロボロックはUI(ユーザーインターフェース)が洗練されており、翻訳の不自然さやアプリのフリーズも比較的少ない印象ですね。
| 比較項目 | エコバックス (DEEBOT) | ロボロック (S/Qシリーズ) |
|---|---|---|
| 開発スタイル | 新機能・高スペックを最優先 | 安定性・信頼性を最優先 |
| 故障の主な原因 | 水回り、マップの論理故障 | バッテリー等の経年劣化 |
| 障害物回避 | カメラAIで積極的に避ける | 慎重かつ堅実な回避 |
| 価格帯 | セール時の値引き率が大きい | 価格が安定している |
「エラーで止まるたびに助けに行くのは面倒」という方にはロボロックが向いていますが、「少しの手間は許容するから、最強の吸引力や温水洗浄が欲しい」という方にはエコバックスが刺さるはずです。
ルンバと比較した障害物回避能力の決定的な差

元祖ロボット掃除機の「ルンバ(iRobot)」と比較すると、故障への考え方や回避能力の方向性に明確な違いがあります。
エコバックスの最新モデルは、AIカメラを使って「これは靴」「これはコード」と物体を視覚的に識別して避けます。一方、ルンバは伝統的にカメラとセンサーを組み合わせた「ぶつからない」技術を磨いてきました。
特筆すべきはルンバのj7シリーズ以降で、もしペットの排泄物を踏んで汚してしまった場合に「1回限り新品交換」するという驚きの保証を付けている点です。
エコバックスがルンバに勝るポイント
「それならルンバの方がいいじゃん」と思うかもしれませんが、エコバックスの方が優れている点もたくさんあります。
例えば、同じ予算で比較した場合、エコバックスの方が圧倒的にマッピングが速く、動作音が静かな傾向にあります。
ルンバは「とにかく頑丈で、サポート体制が最強」という安心感が売りですが、エコバックスは「最新のガジェットを使っているワクワク感と圧倒的な清掃オプション」が魅力なんですね。
最近のエコバックスは「モップを持ち上げる機能(リフトアップ)」なども搭載され、ルンバが得意としていたカーペット環境でも使いやすくなっています。
ただし、厚手のシャギーラグなどでは依然として立ち往生することもあるため、事前の相性チェックは必須ですよ。
結局のところ、「ブランドの安心感を買うならルンバ、コスパとハイテクを買うならエコバックス」という棲み分けができているかなと思います。
サポート連絡先とスムーズな修理依頼のコツ
不具合が出たときに頼りになるのがサポート窓口ですが、海外メーカーということもあり「日本語での対応は大丈夫?」と心配になる方もいるでしょう。
エコバックスジャパンは国内に拠点を持っており、電話・メール・チャットでの日本語対応を行っています。
ただし、人気メーカーゆえにセール後などは問い合わせが集中し、電話が繋がりにくくなることもあるようです。
修理を迅速に進めるための「三種の神器」
私がおすすめする、スムーズな修理依頼のコツは以下の3点をあらかじめ用意しておくことです。
- シリアル番号(S/N):本体の裏側やダストボックス付近に貼られているシールに記載されています。
- 購入証明書:Amazonや楽天の注文履歴画面のスクリーンショットでOKです。
- エラー動画:前述の通り、スマホで撮影した「証拠映像」が最も効果的です。
これらを用意した上で、公式サイトのチャットから問い合わせると、状況が正確に伝わりやすく、無駄なやり取りを減らすことができます。
修理拠点への発送が必要になった場合、元の箱を捨てていると梱包が大変です。エコバックスのような大型の全自動モデルを検討しているなら、念のため箱は半年〜1年くらい保管しておくのが賢明かもしれません。
また、修理にかかる期間は通常1週間〜2週間程度ですが、部品の在庫状況によっては1ヶ月近くかかることもあるので、余裕を持って相談しましょう。
延長保証の加入で予期せぬトラブルに備える

エコバックスを安心して使うための最大の秘訣は、間違いなく「延長保証への加入」だと私は思っています。
エコバックスの製品、特に「OMNI」シリーズなどの上位機種は10万円から15万円以上する高価な買い物ですよね。
それなのに、メーカーの標準保証は1年(一部2年)で終わってしまうことが多く、3年目に壊れたときには高額な修理代に泣くことになりかねません。
ショップ独自の保証プランを活用しよう
幸いなことに、Amazonや楽天市場のエコバックス公式ストア、あるいは大手家電量販店では、安価な追加料金で保証を5年まで延ばせるプランが用意されています。
「数千円ケチったせいで、数万円の修理代を払う」というのは、家電好きとして最も避けたい事態です。
延長保証を選ぶ際は、「自然故障」だけでなく「物損(落とした、水をこぼした等)」までカバーしているかを確認してください。
ロボット掃除機は動く機械なので、落下の衝撃や誤って水を吸い込むリスクが他の家電より高いからです。
私自身、高額な家電を買うときは必ず「保険料」だと思って延長保証をセットにしています。これがあるだけで、毎日ロボットが走り回る姿を、ハラハラせずに微笑ましく見守れるようになりますよ。
まとめ:エコバックスは故障が多いか判断の基準

ここまで長い記事をお読みいただき、ありがとうございます!
結論として、エコバックスは故障が多いという噂には、ソフトウェアの過敏な反応や機構の複雑さが関係していることが分かりました。
確かに、ロボロックやルンバに比べると「手がかかる部分」はあります。しかし、それを補って余りある最先端の機能と圧倒的な清掃パフォーマンス、そして価格の安さがエコバックスの強みです。
こんな人にはエコバックスがおすすめ!
- 多少のアプリの不具合やエラーは、自分で調べて解決できる(または楽しめる)人
- セールを活用して、最高スペックの製品をどこよりも安く手に入れたい人
- 水拭きの温水洗浄や自動乾燥など、最新の家事時短機能をフル活用したい人
こんな人は他社を検討したほうがいいかも…
- とにかく「設定したら壊れるまで1回も触りたくない」という完全放置派の人
- 機械が苦手で、不具合が起きるたびにサポートに電話するのがストレスになる人
エコバックスは「未完成の技術を、圧倒的なスピードで形にする」という、非常にエネルギッシュなメーカーです。
その特性を理解して、「購入直後の徹底的な動作確認」と「延長保証への加入」という二つの守りを固めれば、エコバックスはあなたの生活を劇的に楽にしてくれる最強の相棒になるはずです。
この記事が、皆さんの後悔しないロボット掃除機選びの一助になれば、これほど嬉しいことはありません!
※本記事の内容は筆者「K」の調査と主観に基づくものです。製品の仕様変更や個体差、環境要因によって動作は異なります。最新の正確な情報は必ず各メーカー公式サイトをご確認ください。


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